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レクチャーのカリキュラム・小学2~3年生(レクチャー発表会に向けて)
カノンピアノ教室では、和音を読み取る力をつけてほしいので、”雪の日のソリのベル・ギロック”を、トライすることにしました!
一番大変そうなパッセージからはじめます。
#♭が多く、尚且つ和音ばかりですね(笑)
子どもたちには、和音を全て音名では捉えないように誘導していきます。最初が肝心です!
「ギャーできない!ムズイ!」と最初は躊躇していた子どもたちも、だんだん弾けるようになってくるとテンションも高くなってきます。
ひとりができはじめると連鎖反応的にスイスイ弾けるようになります。
そのあたりがレクチャーの良いところもだといつもおもいます。
夏のレクチャー発表会では、ソナチネのほかに、この曲も発表したいのだとか…
子どもたちも不協和音の入った躍動感あふれるこの曲を気に入ってくれたようです。弾けるようになるると、普段練習から遠ざかっていた子どもも、自然と練習に向かうようになってきます。
ピアノを弾ける人とそうでない人の決定的な違いは『脳』にあります。確かに、ピアノは脳や身体の様々な部分を使います。
長年ピアノの練習を積み重ねることによって、ピアニストの手指を動かす神経細胞は、複雑な指の動きができるように変化していくのだそうです。(ライプツィヒ大学の研究結果でも証明されています。)
ピアニストの脳は、一般人と比べて脳の体積が大きいそうです。
ピアノを弾くと頭がよくなるといわれていますが、『HQ』が深く関わってきます。
HQ(Hyper Quotient)とは人間性知能のことです。
HQが高いと思考力が養われたり、集中力や継続する力がつき、相手の気持ちを考えることができるようになるそうです。カノンの子どもたちがひとりでも多く、その能力が備わることを願ってアドバイスをしています。