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10月はスタインウェイで弾こう!
発表会も終わり、カノンの生徒さんは新たな気持ちで新しい曲を練習中です。
レクチャー(楽譜を読みとる講習会)の様子を拝見していますと、かなりの方が自主的に練習ができるようになってきました。
普段の練習の成果を試しながらスタインウェイに触れ、さらに高度な技術を習得していくイベント企画をしています。
ピアノの中身を実際に観察することで、音が生じるシステムは子どもたちにも理解できるようです。説明した後ではタッチも変化します!
ピアノの前蓋をはずして鍵盤からどのような仕組みで動いているのか…体験することは大好きなようです。
実際にピアノの弦に触れて振動量や振動の長さを確かめる、倍音を作ってみる、ハーモニーの豊かな響きを聴いてみるetc…
楽曲の中にちりばめられた音たちを目の前で見ることで、ピアノの音に興味を持っていただけたら最高ですよね!
大人の皆様は、バッハのインヴェンションをレクチャーで勉強しています。
イェルク・デームス先生の運指法で難しい指使いに挑戦中です。デームス先生のような多彩な音色が少しでも出せたらうれしいですよね!
実は音色の変化を生み出すためには 指のコントロールは重要。
何人かの方はすでにそのことを実感されているようです。他の楽曲を演奏する際、明らかに音色の幅が出るようになったのだそうです。
ピアノ歴1~2年の皆様には、レクチャー課題曲のほかに、連弾演奏による音の豊かさを体感していただきます。実は、低音部には音がより響くように銅線が巻かれており、その影響で高音部は倍音が作られます。とてもきれいな音色になります。ピアノは低音部(左手)も重要なことが理解できますね。
ピアノ歴3年以上の皆様には、4期の作曲家によって音色にはどんな違いがあるのか?
バッハ・ソナチネ・モーツァルトソナタ・ショパン・ドビッシーetcいろんな作曲家の楽曲を弾いていただきます。
指や手の使い方・体の中心軸・腕の使い方・スタッカートやレガートの奏法・
打鍵はどれくらい軽くてよいのか・フォルテ音の響かせ方etc
吸収することはたくさんあるようです。
有意義な1日になりますように、そしてピアノの楽しさを感じていただけたら幸いです。